社会医療法人 近森会 近森病院附属看護学校

3年生(8期生)が災害看護演習の授業を行いました

2025年03月12日

3年生の後期に行う災害看護演習では、災害が市民の健康や生活に及ぼす影響や災害発生直後からの災害医療における看護師の役割などを学びます。

授業を担当するのは日本DMAT隊員として災害医療現場での活動経験があり、近森病院ICU病棟に勤務されている急性・重症患者看護専門看護師です。

この日は、災害現場における骨折の見方と外固定法・止血、搬送の演習を行いました。身近にあるものを利用し簡易的に患部を固定する演習では、骨折した腕を三角巾で吊る際は手が下がりすぎると指がうっ血することや、骨盤骨折を想定した処置を行う際は足が外旋していると止血が不十分になるなど、実際の経験をもとに注意すべき点をたくさん教えていただきました。

また、緊急時に患者さんを安全に搬送する際の救助担架の使い方も実際に体験しました。高知県より災害拠点病院の指定を受けている近森病院の看護学生として、熱心に災害看護の学びを深めました。

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