国家試験対策
看護師として働くためには「保健師助産師看護師法(昭和23年法律第203号)第18条の規定」による看護師国家試験に合格することが必要です。本校で3年間学び、必要な単位を修得することで、初めて国家試験の受験資格を得ることができます。
国家試験の問題は3年間学んできたことから出題されます。実技試験はありませんが、実習などで実際に観たり、聴いたり、感じたり、考えたからこそ解けるような視覚問題や状況設定問題も出題されています。つまり、国家試験対策は、知識だけの習得では不十分で、知識とともに臨地実習での体験を通して学習内容を定着させ、強化することが必要です。本校は、附属看護学校ということもあり、隣接する現場で働いている医師や看護師等が講師となり、最新でより現場に即した知識と技術を学ぶことができます。
国家試験問題集や参考書なども自由に閲覧できるよう図書室にそろえてあります。
3年間のプログラム
国家試験対策は、3年次になってから行うものではなく、1年次から段階を踏んで行っていきます。
- 1年次
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人体の構造と機能の確実な知識の習得を目指し、長期休業などを利用して、個人でのノート作りおよび振り返り試験を実施。他にも、1年次から全国模擬試験を行います。
- 2年次
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実習や授業の進度に合わせて学内・全国模試を行います。
- 3年次
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定期的な全国模試の実施と、学生個々の状況に応じた学習支援や精神的なサポートを行っています。国家試験合格を目指し、学校一丸となってサポートします。
(国家試験担当教員 記)
ともに頑張っていきましょう
本校の教員です。目標に向けて一緒に頑張っていきましょう。
教員からのメッセージ
本校教員から、入学を検討しているみなさんへ「この点に力を入れて教育をしている」、「看護学生としてこの点を学んで欲しい」、「看護学校で何を学ぶ」などのメッセージを掲載しました。
学生第一!
3年間の学校生活は長いようであっという間に過ぎてしまいます。座学の講義や病院実習、学校行事に国家試験等々目まぐるしく時間が流れていきます。しかし、そのような時でも看護師になるための勉強に集中できるよう、常に学生のために何ができるのか。学生は何を必要としているのかという“学生にとってどうなのか”という視点で、この学校で学べてよかったと思ってもらえるよう全力でサポートしていきます。入学を待っています。
上総 満高
学生の可能性を信じて
当校は、Freedom(自由)とFlexibility(柔軟さ)をコンセプトとし、自由な発想で何事にも柔軟に対応できる人材の育成を目指しています。私たちの想像を超えた成果や成長を見る度に、学生一人ひとりの持っている可能性が無限大であることに気付かされ、それを大切に育んでいきたいと感じています。
看護を学ぶ道のりは決して楽ではありません。しかし、その過程の中で出逢う人々や経験することは、必ず自分の成長に繋がると思います。ぜひ当校で自分の可能性を見出して欲しいと思います。
田原 佳奈
「看護師を目指している」皆さんへ
皆さん、こんにちは!
近森病院附属看護学校では学習環境が整っており、3年間伸び伸びと学ぶことができます。看護学校では看護師になるために必要な知識・技術・態度を学びます。特に「基礎看護学方法論」の授業では実習室を使用し、看護に必要な基礎的技術演習に力を入れています。講義形式のみの授業ではなく、演習を行い、実際に体験することでよりわかりやすく、理解が得られる内容となっています。
皆さん、ぜひ一緒に学び、看護師を目指しましょう。入学を心よりお待ちしております。
小野 五月
考えることが仕事
看護師は確かな知識と技術、そして豊かな想像力を持ち、患者さんにとって必要なことに優先順位をつけながら日々看護を行っています。
学生時代はたくさんのことを考えていきましょう。患者さんに何をしたらいいかな、こんなことをしたら喜んでくれるかな、こんな援助はどうかな、とたくさん考え、上手に行えるように練習しましょう。「ありがとう」と感謝される感動を一緒に経験してみませんか。
磯野 真世
一緒に成長できる場所
本校はFreedom(自由)とFlexibility(柔軟さ)をコンセプトに、学生一人ひとりが自由な発想で何事にも柔軟に対応できることを目指しています。
私は基礎看護学を担当しています。患者さんにとって何が必要か、看護とは何かを学生一人ひとりの言葉を大切にし、柔軟に考えられる授業を心がけています。皆さんが、3年間この学校で、楽しくそして深く看護の勉強をしながら成長できるようにお手伝いしたいと思います。
松浦 美樹
看護の世界へようこそ!
看護とは、こうすれば正解といった唯一の答えがないことが魅力のひとつです。良いケアとは何か、悩み、考え、次に活かすことを繰り返していくことで、自分なりの看護をみつけていくものだと思っています。
3年間の授業、実習を通して、理想とする看護師像を少しずつ描いていきましょう。色々なことに疑問を持ち、考える習慣をつけていくことが大切です。未来の看護を担っていく皆さんと共に学べることを楽しみにしています。
永倉 和希
臨床で学んだこと、体験したことを看護学生に伝えたい
私が臨床で学んだことの一つとして、看護の対象は人間ですが、患者さんだけでなく、患者さんを取り巻く家族や地域社会の人々も対象となるため、相手の気持ちを尊重するコミュニケーション能力が大切です。
看護の教育で重要になる臨地実習は、実際の患者さんとコミュニケーションを図り、臨地の実習指導者の指導のもとで看護を実践します。看護教員は、実習中の学生を見守り、実習の学びをサポートします。私は臨地実習に携わり、学生一人一人の特徴を知ることができ、個々に応じた教育を考えながら学生と関わっています。看護教員としてどう在るべきか、私にとって常に課題となっていますが、学生と関わっていく中で、ヒントが見えるときもあり、教員として学生との関わりが楽しくなっています。
高橋 早映
社会医療法人 近森会 近森病院附属看護学校
〒780-0052 高知県高知市大川筋1丁目6-3
TEL 088-871-7582(受付9:00~17:00・平日のみ)
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